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重要度の高い用語から、順次記載していきます。 「地域猫」 地域猫(ちいきねこ)とは、特定の所有者(飼い主)がいない猫で、かつその猫が住みつく地域の猫好きな複数の住民たちの協力によって世話され、管理されている猫のこと。 この中には、特定個人や不特定多数によって、ただ給餌されるだけの猫は含まれない。特定個人によってのみ給餌されるだけの猫は当該個人の飼い猫であり、特定個人に養われていない(管理責任を持つ者がいない)猫はのら猫である。 繁殖制限のため不妊・去勢手術を行い、手術を行った印として、「耳カット」「耳ピアス」等が施される。 住民に世話をされるとはいえ野外で生活しているため、感染症、寄生虫、喧嘩傷、交通事故等により、寿命は5年程度と考えられる。 (完全屋内飼育の猫の寿命は、10〜20年くらい) 「キャットメイト」 ねこ協独自の名称で、地域猫の世話をする、ねこ協会員によるグループ。 「不妊・去勢手術を行う」「置きエサをしない」「エサの後片付けをする」「排泄物を片付ける」「周辺住民に地域猫について説明を行う」等マナーを守り、地域猫の世話を行う。 「ただエサを与えるだけの人」は、キャットメイトとは見なされない。 不妊・去勢手術費用の補助等、ねこ協からのサポートが受けられる。 「マイクロチップ」 動物の個体識別を目的とした皮下埋め込み型の電子標識器具。 このチップには身元情報のキーとなる固有のID番号(15桁)が書き込まれており、それを専用の読み取り機で読み取る事により、確実に個体を識別できる。 サイズも小さく(直径2mm、全長11〜13.5mmの円筒形)、体に安全な生態適合ガラス(鉛を含まないガラス)で完全に覆われているので、安全性と耐久性に優れている。 ねこ協では、全ての不妊・去勢手術を施した猫にマイクロチップの挿入及び登録をしている。 「耳カット」「耳ピアス」 不妊・去勢手術を施された地域猫の目印の一つ。 周囲の地域住民への理解を得やすくなる事に加え、誤って再び手術される事を防ぐ役割もある。 手術中に行うため、猫自身の肉体的負担も軽い。 「カット」の場合は、片耳の一部をV字型に切り取り、「ピアス」の場合はできるだけ分かりやすいピアスを装着する。 ただし、「ピアス」は途中で外れる事が多い上、外れた痕が化膿する事もある。 「動物の愛護及び管理に関する法律(第44条より)」 (1)愛護動物をみだりに動物を殺し、又は傷つけた者は、2年以下の懲役又は200万円以下の罰金に処する。 (2)愛護動物に対し、みだりに、給餌若しくは給水をやめ、酷使し、又はその健康及び安全を保持することが困難な場所に拘束することにより衰弱させること、自己の飼養し、又は保管する愛護動物であつて疾病にかかり、又は負傷したものの適切な保護を行わないこと、排せつ物の堆積した施設又は他の愛護動物の死体が放置された施設であつて自己の管理するものにおいて飼養し、又は保管することその他の虐待を行つた者は、100万円以下の罰金に処する。 (3)愛護動物を遺棄した者は、100万円以下の罰金に処する。 (4)前3項において「愛護動物」とは、次の各号に掲げる動物をいう。 一 牛、馬、豚、めん羊、山羊、犬、猫、いえうさぎ、鶏、いえばと及びあひる 二 前号に掲げるものを除くほか、人が占有している動物で哺乳類、鳥類又は爬虫類に属するもの |